週末に家族3人初めての『東京スカイツリー』に行ってきました。
電車に揺られてだいたい2時間弱の道のりです。
我が家のある町からでも、良く晴れた冬の日には遙か遠くにそびえ立つスカイツリーを見る事が出来ます。
うんと遠くの方ですが…。
そして娘は、登校時にスクールバスの窓から見えるスカイツリーを探すのを毎朝の楽しみにしてきました。
「いつか自分もあそこに行ってみたい…♡」
「どんな素晴らしい場所なんだろう…?」
と、まだ来ぬその日を楽しみにしてきたのでした。
そんな娘の思いは知りつつも
「すっごく混んでるよ…。何をするのにも行列に並ぶんだよ…。」
と、ついつい行き渋っていた私達夫婦。
しかし娘にとっては親だけがお出掛けの頼りなのです。
(友達と約束して、自分達だけでどこかへ行くなど今のところ夢のまた夢なのですから…。)
おっくうだなんて言っている場合じゃありません。
良く晴れた週末の空に一念発起し、娘の願いを叶えようと重い腰を上げたのでした。
週末の東京スカイツリーは、一言で言うと
「めっちゃ混んでます!」
そして
「おそらく半分以上が外国人観光客、まさに一大観光地!」
あらかじめチケットをネットで予約して出掛けたものの、天望台へと上がるエレベーターに乗り込むまでにはずいぶん時間がかかりました。
けれど
『娘が喜んでいる!!』
どこに行っても親の後ろに隠れるようにして歩く娘。
今回も隠れてはいるけれど、堂々と歩くのは難しいけれど。
それだって構いません。
『振り向くと娘が笑っている!』
もうそれだけで来た価値があるというものです♡
今回は1番上の『天望回廊』まで上がるチケットは売り切れだったため
100メートル下の天望デッキまでとなりました。
それでも充分高いし、東京の町を天空から見下ろす感覚は何とも言えない感動でした。
積み木をぎっしりと詰め込んで並べたように見える東京の町。
「すごいね~!お家も人も車もいっぱい!お空の上から見てるみたいだね!」
瞳をキラキラさせて、何とも嬉しそうな顔の娘。
感情を表情や態度に表すことが苦手な娘が、静かに微笑んでいる。
それで充分こちらは幸せです。
「今度は夜に来てみようか?きっと光の海みたいな夜景が見られるよ。」
ついつい自分から娘に『次回のお誘い』をしてしまいました。
あっ!言ってしまった!と気付いた時には既に時遅し…。
「今度は絶対1番上まで行きたい!」
だそうで…。
まぁ、娘のこんな顔が見られるのなら、それも悪くないのかも知れませんね。
「疲れた…。」
なんて情けない事言わないで頑張りましょう!
その後、大混雑ついでに浅草まで散歩して浅草寺をお参りしてきました。
スマホに入っているウォーキング用アプリによるとこの日私達家族は1万5000歩以上歩いたらしいです。
これって私にとっては結構な記録だと思うのですが…、まだまだでしょうか?
地方に住んでいるとどこに行くのもついつい車で、となってしまいがちです。
でも時には電車に乗ってお出掛けも楽しいし、健康的ですね。
夫を歩かせるためにもこれはやっていかねば!
家族のささやかな良い休日になりました。